時代の流れ

OracleWorldでもらってきたAsianux(MiracleLinux Ver.3)とOracle10gのセットパッケージをそのままほったらかしにしておいてもしょうがないので、いい加減空いたサーバーにインスコしてみる。まずはベースとなるLinux本体。パッケージとかほとんど何も考えずにインストールする。というか、MiracleLinuxの伝統みたいなモノでインストールするに際して極力パッケージなど細かいことは気にしなくて良いように、WEBサーバー+DBとか、DBサーバーだけ、とかとりあえず全部インストールして多機能なサーバーにしますとか4つぐらいの選択肢から選ぶようになっている。一応パッケージとかはやろうと思えば詳細画面から選ぶことは可能ではある。あまり入ってないけど・・・ベースはRedHatの9じゃないかしらん。
で、お馴染みのORANAVIを利用してOracle10gをインストール。Linuxに入れるのは初めてなので、とりあえず何も考えずに極力デフォルトのままでインストール。そのままの流れでDBCAに進み、テスト用のデータベースを作成。ここでDBを作ってしまうと有無を言わせず専用サーバーにされてしまう?
で、いろいろイジくってます。10gはStandardEditionでも純正のクラスターソフトを使うことでRACが組めるようになっている。ストレージに玄箱とか使えばトータル10万円ぐらいで自宅にRAC環境が出来てしまうのだ。いずれやろうと思っている。
しかし、初期化パラメータにもチョコチョコと変化が。9iまではアーカイブログモードに変えても手動アーカイブモードのままなので、自動アーカイブモードに同時に設定し直してやる必要があった。これを怠るとオンラインREDOログファイルが一巡したところでデータベースがハングアップしてしまう。が、10gからはアーカイブログモードにスイッチした時点で、既に自動アーカイバーがスタートするようなのだ。インスタンスを再起動する際に "log_archive_start"は古いパラメーターですよ〜と注意されてしまう。8iから9iに変わるときも共有サーバーに関するパラメータが様変わりしたが、これも同様か・・・?ま、こんなこと意識しなくてもアーカイブログモードに関してはDBCAで細かく指定できますがね。
それにしても、推奨されないパラメーターであることを示すのに「deprecated」ってOracleってホントにSunと仲が良いのね。