財布について

maranello2005-03-17

はてなの更新ページがリニューアルされてトラバがかけやすくなったのでとりあえず試してみる。某社長とか、昔Cマガジンに3D関連の記事を書いたことで四畳半社長と出会うきっかけを作ってくれた某社長とか、財布にこだわりを持った人はこの世に大勢いるようだ。かくいう私もその一人。皆さん、社長業なので「他人に安く値踏みされないように」ということを意識しているようだが、基本的に私はそんな事に気を遣う必要は一切無い、と思っている。
私はJavaOracleを専門としているが、世の中にはブームに乗って「サイトのアクセスも増えてきたし、いっちょOracleでも入れてみるか!」とか「サイト作るんならやっぱJavaでビシっと決めたいよね」とか考えて安易にシステムの導入に踏み切る企業がビックリするぐらいたくさんいる。当然、そこにはデスマの嵐が吹き荒れ、プロジェクト自体が火柱をゴウゴウと吹き上げる結果になるわけだが、我々にしてみればそういう企業は格好のカモなのである。向こうがいくらこちらを値踏みしようがかまわない。なぜなら、頼れるのは目の前にいる我々しかないわけだから。OracleにしろJavaにしろ、開発元の日本オラクルとかサン・マイクロシステムズとかに技術派遣を頼むことも可能だが1人月200万円以上ブンどられるのが相場である。私が知っている会社のOracle技術者の派遣料は1人月350万円だ。それに比べれば、我々が提示する金額などカワイイもんである。
というわけで、私はここ7〜8年背広を新調したことがないし、ユニクロファッションを愛用している。で、財布はどこにこだわっているの?とか聞かれそうだが、私は値段にこだわらないかわりに、財布の開く方向とか小銭入れの位置とかにこだわりがあって、私が求めるスタイルに合致する財布は滅多にないのである。私が求めている財布は、財布を縦に開いて右側に札入れがあり、その開いた状態で下の方に小銭入れが縦に付いているタイプである。特段、難しい注文でもないしブランド物には一切興味がないので簡単に見つかるだろうと思っていたのだが、これがなかなか見つからない、東急ハンズの区分けによれば、このスタイルの財布は「左利き」用の財布ということになるらしい。私はバリバリの右利きなのにね。チンポも左に曲がってるし。あーあれって利き手に関係ないの?あっそうなんだ。ふーん。
で、今使っているのはようやく見つけた3千円ぐらいの財布。まぁまぁ使いやすい。というかこれしか市場にないので大切に使うしかない。少し前に使っていたヤツは表面がツルツル滑るのでガムテープを巻き付けて使っていた。店員にギョッとされたこともある。
ブランド物を持ち歩くのも結構だが、一番大事なのはバランスなのではないかと思う。上から下まで安い服を着ているくせに靴や財布だけ高価なものを身につけていたのではチグハグでかえって恥ずかしい。欧州なら間違いなくバカにされるだろう。スティーブ・ジョブズみたいに普段もジーンズとかでキメたいのなら、アディダスから出たこの3万円の靴でカッコつけるのも良いかもしれない。さすがにボロボロのジーンズにエドワード・グリーンの革靴とか履いていたらオカシイだろう。