Java最新バージョン

Javaの最新バージョン、コードネームTigerの解説書がようやく日本でもお目見えするようになったので、早速買ってきた。最新バージョンは、これまでのJavaのアップグレードだと思わず、全く新しい言語だと考えて臨んだ方がいいとまで書いてある。確かにJavaらしい書き方だと思われていたIteratorを用いてオブジェクトを取り出す方法が、for文で出来るようになっている。for文の機能がアップしたわけだが、「Iteratorを見限る」とまで書いてある。コードがもっと短くなるのかぁ・・・まだチラチラとしか見ていないので、もっと驚くべき機能が搭載されているかもしれない。コンストラクタなどにおける可変長引数の機能にはかなり驚いたけど。
それから、最初から納入する数が違うからだろうか？同じ時期に発売されているO/Rマッピングツールである「hibernate」の解説書の方がよく売れているみたいだ。つい最近話題になった技術とはいえ、O/Rマッピングツールなんてそんなに使うかぁ？EJBのCMPで実装されていた機能がヘボくてかなり叩かれてたってのもあるけど、SQLなんて自分で書いたほうが早いじゃん。Java言語が扱えるくらいならSQL言語の方が簡単なんだしさ。インピーダンスマッチングの問題が起きるほど複雑なデータモデル扱ってないし。大規模なシステムとかで使うんだろうかね？景気も回復してるみたいだし。システムの発注も増えているのかしらん。インドとか中国とかに発注したは良いけど、向こうの人がO/Rマッピング使って書いたコードで本社の人が慌ててたりして（チームリーダーとかは一応コードを把握しておかなきゃならないもんね）