未来からの使者

maranello2005-01-13

校舎に不審者が侵入!学校における安全神話の崩壊!なんて記事を目にする度に、映画「ターミネーター」を思い出す。ストーリーは改めて言うまでもないのかもしれないが、近未来、機械VS人類の生き残りをかけた最終戦争が始まる。機械側は人類側のリーダーを抹殺すべく、リーダーの生みの親であるサラ・コナーを歴史上から抹消するため、タイムマシンを使用して現代へ「ターミネーター」と呼ばれる殺戮兵器を送り込む。
映画では、この殺戮兵器はロボットに設定されているが、近未来に起こる戦争は何も機械VS人類になるとは限らないわけで、例えば目障りな政敵などを排除したい場合にはタイムマシンを利用して、ヒットマンを現代に送り込めばいいわけだ。映画「ターミネーター」の中で、サラ・コナーを守るために未来から送り込まれた人類側の青年が「ターミネーター」のことを語っても精神に異常をきたしていると判断されたように、何らかのミッションを受けて現代にやってきたヒットマンは、現代の人間に理解されない可能性がある。
聞けば、高校に侵入した千葉の刃物男も意味不明なことを喋っているらしい。映画の「ターミネーター」では、サラ・コナーを探し出すために電話帳を使っていたが、この男は暗殺の対象がこの高校の卒業生だというところまでは、どうにか嗅ぎつけたのだろう。でも、そこから先はもう力尽きて・・・未来からの援助物資ももう来なくなったし・・・ついに・・・・なんてことを考えてしまう。というわけで、将来この高校の卒業者から有名人が出るかもしれない。要チェックだな。