負け犬の遠吠え

maranello2005-01-09

この前、日テレでドラマ化されていた。てっきり漣ドラになるのかな?とか思っていたが1回だけのスペシャルだったらしい。久本雅美が主役というのが泣かせる。
ところで、常々考えていたのだが、「負け犬」という呼称は結婚せず子供を産んでいない女性にではなく、どのような形であれ、自分の遺伝子を残すことが出来なかった男性にこそ相応しいのではないだろうか?女性の場合、自分の遺伝子を残そうと思えば、海外の精子バンクに行って受精すれば自分で産めるわけだし、それ相応のキャリアを積んだ女性ならば育児費用すら楽にまかなえることだろう。ハリウッド女優のジョディ・フォスターがソレをやったんではないか?という噂が流れていたことがあったね。彼女自身がGifted Child(有能で飛び級とかしちゃう子供のことを英語でこう言う)だったので、普通の男性では釣り合わなかったのかも。
だが、これを男性がやろうとすると実に難しい。卵子バンクなんてそもそも存在しない。存在するのかもしれないが寡聞にして知らない。ネットとかで募集するにしても、今度は代理母の問題がある。そして、日本の法律に照らし合わせて代理母を使用した場合、養子としてしか届出は出来ないことになる。この国が勝手に発行している紙切れのことなどどうでも良いが、アメリカ国籍だと何かと不自由だ。「アメリカ生まれの方がカッコいいじゃん!」とか言ってる連中は税制とかのことを知らない低脳だよね。男性だとパートナーの獲得という段階をスキップして自分の遺伝子を残そうと考えた場合、女性よりもハードルが高いような気がする。
新会社法が制定されて(2006年からだけど、あの知恵遅れのババア(南野法相)がしくじらなければ施行されるだろう)会社の設立が楽になったように、法律改正により楽になるのだろうか?少子化の歯止めにもなるし。この国は自民党とゼネコンのためなら何でもやるからね。