レインボーブリッジを封鎖せよ

そういえば、テレビの正月映画で「踊る大捜査線 The Movie2」が放映されていた。かなりの額の興行収益をあげたという噂の映画だったので、ワクワクしながら観たのだが、これが本当に期待外れ。映画館で金払って観た人、怒ってたんじゃないかな？私がある程度、推理小説好きでトリックなんかにも結構こだわる方だからか？最初の映画版とかテレビで放映されていたシリーズは結構面白かったんだけどね〜。
トリックらしいトリックもなく、犯人の特定に至る過程も実にお粗末。事件は現場で起こっているのか、会議室で起こっているのか、現場とキャリア組との確執に焦点をあてているくせに、最後の最後には優秀なリーダーがいれば、その組織は優秀だという結論に落ち着くという幼稚さ。小学校の学級会じゃあるまいし、もうちょっと ましな主張はできないものかねぇ。近年まれに見る駄作だった。外伝も映画化されるようだが、果たして期待していいものか・・・？「交渉人　真下正義」は面白そうだけどねぇ・・・