法人口座を開設

本日、都銀に法人口座を開設してきた。まず朝一で池袋のグリーン大通りに面した東京三菱銀行池袋東口支店に向かう。汚いカーゴパンツユニクロの無地トレーナー、その上に合成レザーのダウンジャケットというチンピラの手下みたいな格好で受付のお姉さん(控えめな表現)に「法人口座を設立したいのですが・・・」と告げると、オドオドした態度で記入用紙を差し出される。記入し終えたところで窓口(投資ローンとか書いてある、椅子に座って行員と対面になるブース)に行く。必要なのは本によれば登記簿謄本と印鑑証明書となっているが、登記簿謄本はコピーを取った後、すぐ返却してくれるし、印鑑証明書も、たいていは届け出ているのが代表者印なので、口座の開設に使う印鑑が銀行印ならば提出の必要はないらしい。これはあくまで東京三菱銀行の場合だが。で、登記簿謄本を見た担当者から会社の登記場所が和光市なので、和光支店で口座を開設するようにと言われる。仕方がないのでまた和光市に取って返し、駅前の和光支店に。無事にそこで開設することが出来た。カードを発行してもらえば、ATMで引き出しが出来るが現在巷で噂の「手の平認証」のカードは発行してくれないようだ。それと、ネット上で預金額を参照するなどのサービスは個人用のものは無料で利用できるが法人用のものはBizStationといって月額¥2,100の料金がかかる。
で、無事東京三菱銀行で開設に成功したので今度はメインにする予定だった新生銀行の本店に行く。受付で入館バッジを発行してもらいビルの10Fへ。そこで話を聞いたところによると、新生銀行の法人用口座ではATMが使えない上にネットでのアクセスも出来ないだと〜!使えねーな、腐れハゲタカ野郎!
その後、三井住友銀行にも開設してみようと、上述した池袋の東京三菱銀行の隣にある支店に行ってみる。だが、やはりここでも登記場所に最も近い場所で開設しなければならないようだし、あまり開設に乗り気ではなく、マネーロンダリング対策だとか言って会社の事業内容だとか会社に関する基本事項を用紙に記入させられた。
会社を設立した後ならば、登記簿謄本と印鑑証明書さえあれば大手の都銀でも簡単に口座を作れるというようなことをどの本でも書いてあるが、実態は少々異なる。銀行によってかなり温度差がある(リテールバンキングに力を入れている銀行はあまり乗り気ではない)し、既に多くの法人口座を有している支店より、少ない支店(ハッキリ言えば田舎)の方がスムーズに事が運ぶようだ。