カフェインを尻からぶち込め!

maranello2004-11-20

僕はかなりのカフェイン中毒だ。熱いコーヒーをブラックでマグカップ2杯は飲まないと目が覚めない。 効き目に関してはかなりの個人差があるようだが、作家の寺田寅彦は「コーヒーを飲むと強烈な多幸感に襲われ、手の平からはあぶら汗のようなものがいっぱい滲んでいた」と随筆に書き残している。実は、カフェインは激烈な薬物で血中濃度が一定以上になると死をもたらすこともあるそうだ。信じられないことだがカフェインの摂取で死ぬことも出来るのだ。普通のコーヒーではダメだろうけど。以前はカフェインの錠剤がマツキヨとかで売られていて、僕は、この錠剤2個とコーヒーを一緒に飲んで目を覚ましていた。手の平や足の裏からあぶら汗が滝のようににじみ出て手の平や小指の脇に皮膚の炎症が見られるほどだった。最近は売られなくなったけど、何かあったのだろうか?ちなみに、その錠剤の取説には「コーヒーなどと一緒に飲むと危険ですのでお止め下さい」と書いてあった。もしかして死者でも出たかな?
さて、先日購入した「ファイト・クラブ」を見ていたら、主人公の台詞の中に「やけに元気だな。カフェインの浣腸でもしたのかよ」というのがあった。実はカフェインの浣腸は実在する。上述したような「気合を入れる」意味で行うものではなく、腸内洗浄の一種で水の代わりにコーヒーを使うものらしい。
以下はとあるサイトからの抜粋。
「コーヒー腸洗浄の歴史は80年以上もさかのぼり、現在でも医学的権威のあるゲルソンクリニックで続けられております。コーヒー腸洗浄で特に注目すべき点はコーヒー成分中のパルミチン酸の働きですコーヒーを直接大腸に注入することにより、パルミチン酸の働きで解毒酵素GST(グルタチオンSトランスフェラーゼ)の生産量が著しく増え、更に増えたGSTは小腸に達するとナント700%にも増量します。そしてこのGSTは活性酸素などのフリーラジカルと素早く結合して体外除去されやすい形に変化し、あらゆる発ガン物質を解毒することに非常に役立ちます。」
世の中、色んなことを考える人がいるもんだと思った。