わくわく財務会計

maranello2004-11-13

きちんとした会社はもちろんだが、不動産の所有者で相続税の軽減など節税対策として法人格を持っている人は税理士を雇ったり会計事務所に財務諸表の作成を頼んでいるのだろうが、私のような国家に反逆することを主な目的としてペーパーカンパニーを設立した人間は自分で財務会計をこなす必要がある。税理士に金を支払うのがもったいないというのと、効率的な節税方法を自ら模索する必要もあるし、いざとなれば脱税行為にも着手する覚悟は出来ている。1回や2回ムショにブチ込まれたぐらいで死ぬわけでもあるまい。
で、自分で伝票整理や仕分けを行おうと考えていたのだが、知り合いの社長から市販の会計ソフトは難しい、扱いが難しい上に経営判断に役立つ情報は何一つ得られない、などなど色々聞かされていた。その社長さんは馴染みの会計士に一任している。一方で普段から「俺は天才だ」が口癖の元プログラマーの社長は、会計ソフトも使わずに帳簿を自分でつけている。行政書士のセンセイによると、業務内容の煩雑さにもよるが、市販の会計ソフトを使うのがベストではないかという模範的なお答え。これだけ三者三様だと、どうすれば良いのか分からなくなる。
ネットで探したら「会計ソフトをあきらめていませんか?「使うの止めた」って思ったことのある方、ぜひピクシスでリベンジを!という殺し文句ハケーン。早速このピクシス社の「わくわく財務会計」とやらの体験版をダウソしてインストール。おぉ!何と簡単。伝票を入力したり、決算業務に関係する減価償却対象の固定資産を入力するだけで貸借対照表損益計算書が月別、年度別に自動計算される。特に消費税の計算って素手でやるとカナリ面倒だということが分かる。エクセルを使ってこれを実現するには死ぬほどマクロ組まなけりゃならないだろう。値段も手ごろ(1万円前後)だしコレにしようと思う。別にピクシスの回し者ではないし、会計ソフトなどどれも同じだろうから基本的に「弥生」あたりでつまづいた人はコレでもつまづく可能性があるので、そういう人にはお勧めしない。