刻の涙を見る日

近年のロボット制御技術は凄まじい勢いで向上している。ついこの前まで二足歩行すら困難だったというのが嘘のようだ。この近藤科学という会社が発売しているロボット「KHR-1」、12万円と値段は多少張るものの、片足で屈伸運動はできるわ、コサックダンスは踊れるわで「あるある大辞典」を毎週見ているくせに全く進歩の無いデブよりよほど運動性能が優れている。ここの社長曰く「親子で楽しめるキットだと思いますよ。お父さんが組み上げて、お子さんがプログラミング……なんてのもいいですね」だそうだが、個人的にはそんな親子はイヤだね。なんか、おぞましい感じがする。親子でガンダムに夢中になっている家庭もあるみたいだが、なんかそういう家庭には未来がないような気がする。なんとなくだけど。