セントラル短資に口座開設完了

セントラル短資という聞き慣れない会社に外為証拠金取引(FX)用の口座を開設した。この会社はインターバンク市場にも参加を許されている企業で、そのスジの情報によると、非常に信用が高い企業なんだそうな。実際、会社とのやり取りの中にもそういうのを感じさせる部分はあった。リスクの説明を電話でわざわざ行って客に確認を取ったり、本人確認用の書類を郵送だけで受け付けていたり。外為どっとコムのときとは大夫違う。ま、簡単に開けることイコール信用できない&時間がかかるイコール信用できると判断するのは短絡的すぎるだろう。
これまで、多くの書籍を読んだり自分でも少しやってみたけど、分かったのは「通常のトレーディングテクニックでは、どう逆立ちしてもプロには勝てない」ということだ。よく考えれば当たり前のこと。最近では野村證券も個人向けのネット証券を開設したようで、パフィーをイメージキャラクターにして宣伝を始めたようで、「株に向いているのは流行に敏感なあなたかもしれない」とか言っているが素人がやって勝てるほど甘い世界ではない。
じゃ、どうすんの?ってことになる。それは、さわかみ投信の人も言っていたが「時間を味方に付けることだ」素人がプロに勝てるのはその1点においてのみと言っても過言ではない。
FXで金利スワップに比重を置いた取引を考えれば良いのではないか?とふと思ったのだ。それに今は空前の円高。底値で仕込んで持ち続ければいいだけという戦略をとれないだろうか?何があっても損切りをせずに手放さないのだ。ロールオーバーさえ出来れば金利スワップがもらえる。円の金利上昇は考えられない。そんなことをすれば大量に国債を抱えている日本は確実に破綻するからだ。
あとは、マージンコールやロスカットルールが各社によって違うので、そこに留意しての会社選び。スワップポイントももちろん考慮に入れなければならないが、このセントラル短資という会社、よく調べてみたら通常ならロスカットされるであろうところでマージンコール。さらに状況が落ち込まないと強制ロスカットには至らない仕組みになっている。必要証拠金の計算方法が独自で、簡単にシミュレーションできないのが難点だが、ウェブページ上で計算サービスを提供してくれている。それで計算してみると、600万預けて、レバレッジを効かせて4000万円ぐらいの取引をしたとすると、マージンコールがかかるのが大体 1ニュージーランドドル/62円ぐらいにまで円高が進行した場合。これは2002年の最も為替レートが悪い時期に相当する。この4年間は、それより悪いレートで取引されていることはない。
ニュージーランドに目を付けたのは、最も高金利であることももちろんそうだが、経済基盤が割合しっかりしているという点。これは人によって見方が違うだろうが、羊毛など確固たる収入源、特にナチュラルリソースに基盤を置いた収入が確立されている点に注目してみた。また、隣国のオーストラリアとの貿易に頼りがちだという点がよく指摘されるが、これからは原油の値上がりに象徴されるように天然資源を持つ国が伸びるのではないか?と思っている。だからオーストラリアも実は「買い」なんじゃないか?と。
というわけで、これから金利スワップ狙いで大量にNZDを仕込みにかかろうと思っている。乞うご期待。