志を高く

maranello2006-02-18

生まれたときからダメダメで、いつぐらいにこの世からいなくなれば良いのかを小さい頃からずっと考えていた。大学生のときに「完全自殺マニュアル」を読んで首吊りがスゴク楽に死ねる方法だと分かったときは天にも昇る気持ちだった。その後、さらに練炭を利用した一酸化炭素中毒による自殺方法を知ったときはさらに幸せな気分になれた。ああ、これでいつでも好きなときに黄泉の国に旅立てるのだと。イヤなことがあっても全然大丈夫。だってボクの目の前にはいつでも脱出可能な非常口があるんだもの。
まぁ、そんなこんなで今日まで生き続けているわけですが。生きていると結構良いことがあったりします。面白いテレビドラマやアニメが見られたりとか。イカした音楽がイッパイ聴けたりとか。最初から死を覚悟しているので他の人がビビって口にしない牛丼とか普通に喰えるし。
ただ、年を重ねるとプログラマーとしての仕事よりさらにその上のプログラマーを束ねる役職のお仕事というのが増えてきます。そっちの方がはるかに実入りがいいし。というわけで、やっぱりプロジェクトマネージャーとしての仕事について勉強し直してみようと思います。人から必要とされている以上はベストを尽くすのがせめてもの礼儀というもんでしょう。
で、偶然本屋でこんな本を見つけた。「社長、小さい会社のままじゃダメなんです!」いかにして楽に自殺するのかばっかり考えているようなダメ人間がどうして会社の社長に収まったのか?については後述するとして、今は一応会社の社長なわけです。都内に事務所なんか構えちゃったりしてもいるわけです。会社なんてものは節税のための道具だ!みたいにしか思っていなくて、当然会社の規模は小さいままで良いだろうと考えていました。昔、某ゲーム会社に在籍していたときにCEOから「前に進まないということは、変化の激しい現代においては後退を意味する」ということを言われた事があります。つきあいのある会社の人から、「お宅では社員を増やすということは考えていないんですか?」と言われたばかり。今年の4月から新会社法が適用されることだし、やはり会社としても前に進む必要があるのかもしれない。