フランスといえば

maranello2006-02-02

私なんぞは、フランスというと未だに「〜ざんす。シェーっ!」しか思い浮かびません。世界中のフランス人に謝れよって感じなんですが。最近、フランスで開発されたソフトウェアに触れたり、ソースコード読んだりする機会が多い。以前からJ2EEというとLombozのお世話になりっぱなしで、antでスクリプトなんてここ何年か書いてない。(かといってMavenでもないのが悲しいところではあるのだが)
このLombozはフランスのオブジェクト・コンソーシアムで開発されたもので、現在はWTPに統合されつつあるらしい。実は、先日までEclipse3.1.1を使っていたのだが、どうもWTPもまだこなれてないようでビルドパスがおかしくなったりするので、バージョンを戻してLombozを再び使うようにした。Eclipseもバージョンが上がって色々かゆいところに手が届くようになってはいるんだろうけど、エディターの設定には閉口させられる。最低限、背景色と文字色がイジれれば文句はないんだが。バージョンが上がるたびに複雑になっていく気がする。
で、最近お気に入りのStrutsLayoutなんだが、これも開発元はフランスみたいで、サンプルコードのコメントがフランス語。
それから、以前からポートレットに興味は持っていて、「JBoss Portal」なるものがあるというのでネットを探して情報を集めていたところ、eXo Platformなるものもあるらしい。
http://www.javaworld.jp/technology_and_programming/-/15801.html
これもフランスの開発会社。フランスっていうと高慢ちきでお洒落なイメージしか無いのだが、ヨーロッパを代表する技術大国の一つであるということを忘れてはいけない。シトロエンとか、群論で有名なガロアガロアが弟に発した最期の言葉「泣くな、20歳で死ぬには勇気が必要なんだ」は、つとに有名)を生み出した国でもあるのだ。石原都知事の「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格」などというのは誤解も甚だしいと言うべきだろう。
でも、第4共和制と第5共和制の違いは正直分かりません。
あと、「ドビルバン」って音の響きが「デビルマン」に似てると思います。ポンピドゥーとか音の響きがフツーに面白いし。ああ、フランスの皆さん、ごめんなさい。