間が悪い

国内にいながらにして海外口座を開くということにチャレンジする際に、越えなければならない難関がいくつかある。それは、どの銀行に口座を開こうとするのかにもよるのだが、シティバンク香港の場合、国の方針として口座を開く人間の身元をかなり詳しく特定しなければならないというのがあって、香港から国際電話がかかってくるのだ。当然、英語。話せれば広東語でも良いのだろうが、英語だってハードルが高いのに一度も習ったことさえない中国語では無理。
今回、銀座のホステスさんが運営している海外投資の同好会みたいなものに参加して、お金を幾らか支払い、口座開設サービスを受けようと思っていたのだが、このサービスのウリが「身元確認の際に日本語が話せるスタッフが国際電話をかけてきます」ということだったのだ。これさえクリアーすれば何も怖いモノはない。シティバンク香港は債券市場が活発なので、安定した高利回りが望める優良なファンドが多いだろうし。
だが、なんとこの日本語が話せる現地スタッフが来月退職してしまうらしいのだ。うぅ、何ということだ。「好事魔多し」?世の中、思った通りに事は運びません。ま、とりあえず金も払ったことだし、覚悟を決めて、出来るところまでやってみようと思う。「覚悟とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!」(JoJo第5部「黄金の風」より対ギアッチョ戦におけるジョルノの言葉)
どうしてもダメだったら、どうせ8月は暇な日が多いし、ジャージー島HSBCインターナショナルでの口座開設にでも挑戦してみようか?