ミュージックバトン

この前ヒルズの某社を訪問したよ、と友人に伝えたらあの「美人広報」には会った?とか訊かれた。会うわけねーだろ、仕事で行ってるんだよ、仕事で。で、本まで出しちゃう話題の美人広報のブログを久しぶりに見てみたら、なんとこの人までミュージックバトンを受け取っているではないか。私もMIXIの中で二人からほぼ同時期にバトンを渡されたのだが、「どうせ新手のチェーンメールだろ?」とか思って無視していた。でも、チェーンメールと違ってトラフィックを圧迫するものでもないのでやってみることにする。

■コンピューターに入ってる音楽ファイルの容量
私にとってコンピュータは仕事の道具であり、大切なパートナーなので仕事以外の用途に使用することはない。コンピュータで音楽を聴くことはしないのだ。iPodは持っているがiTunesで転送した後はすぐに消す。だから答えはゼロバイト。

■今聴いている曲
King Crimson 「Fallen Angel」(アルバム「Red」より)

■最後に買ったCD
ColdPlay「X & Y」

■よく聴く、または特別な思い入れのある5曲
(1)中谷美紀「いばらの冠」
昔、会社で一緒に働いていた同僚が彼女のベスト盤を聞いていて興味を持ったのが最初。なんで彼がこんな"桜ッ子クラブ出身の教授のメス奴隷"なんて聞いているんだろう?とか思っていたのだが、さすが教授が目を付けただけのことはあります。彼女に提供された教授の曲はどれもクオリティが高いと思う。特にこの曲は某ゲーム会社に在籍していて連日の激務に身も心も疲弊していたとき、毎日聞いてました。ささくれだった心に穏やかにしみ込む滋養の水、そんな感じで思い出深い曲です。坂本龍一の曲では「carved stone」が一番好きですね。

(2)B'z 「Bad Communication E.Style」
聞けば確実に体中の血液が沸騰する一曲。歌詞が全部英語なんだけど、冒頭に出てくる女の子の台詞「Well, I really don't know how to say, But I guess I love you.」優しく耳の蝸牛官をくすぐる、はにかんだ感じの声がたまりません。イヤ、それに興奮してテンションが上がる訳じゃないですけどね。他にテンションを上げるために聴く曲として浅倉大介系(TMレボリューションとかも含む)をよく使ったりします。エディターと同じく欠かせないツールというか、そんな感じ。

(3)中島みゆき or 桜田淳子「しあわせ芝居」
この曲は中島みゆきが作詞作曲したものを、歌手の桜田"合同結婚式"淳子に提供したもので、後に中島みゆき自身がアルバムの中でセルフカバーしています。僕は中島みゆきのバージョンの方が好きです。歌詞が泣ける。号泣です。「恋人がいます 恋人がいます けれど綴れない訳がある 私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 電話してるのは私だけ あの人から来ることはない」皆さんにはこんな経験はないですか?

(4)U2 「sunday bloody sunday」
アイルランドで現実に起こった「血の日曜日事件」と呼ばれる凄惨な事件が元になっている曲。彼らのライブビデオ「魂の叫び」ではアコースティックギターの切ない調べから始まるこの曲が収められている。MCで「これは反逆の歌なんかじゃない。革命なんてクソ食らえだ。革命の栄光だと?じゃぁ、革命における殺しはどうなんだ?もう、たくさんだ。もう、たくさんなんだ・・・」というシーンには毎回心を打たれる。音楽で世界を変えることが出来る、そんなヒッピー時代の理想を頑なに追求しているのが彼らなのかもしれない。

(5)Queen 「show must go on」
フレディ・マーキュリーが存命の内に出された最後のアルバム「イニュエンドゥ」に収められた最後の曲。この頃彼のエイズは既に発症していたはずなので、そのことを考えると非常に皮肉なタイトルではある。歌詞もイイです。大学生の頃、本当に何度も何度も繰り返し聞いていた。クイーンは思い出深いバンドの一つである。別れていく友達に「friends will be friends」という曲を贈ったり、「手をとりあって」という曲の日本語の歌詞を担当している人が「鯨岡」さんという変な名前の人だったりとか・・・「プライド」だか何だか知らないが安っぽいドラマに安易に使って欲しくなかったですね。
この曲の他に、アルバム「世界に捧ぐ」に収められている「spread your wings」という曲も好きです。

■バトンを渡す5人
さて、次にミュージックバトンを渡す人を誰にしようか?本来はMIXIとかのSNSみたいにある程度閉じた空間でバトンを受け渡したりする方が本来の目的に合っていると思うのだが、いかんせん不特定多数の人間がアクセスするブログを日記代わりにしているのでチョット変わった方法でバトンを渡そうと思う。
このブログを見に来ている人は平均して1日60人ぐらいなので、12星座の内の一つを無作為に選んでみようと思う。真ん中辺りの星座から選ぼうと思うが、乙女座にするとマイケル・ジャクソンとかが間違って書き込みそうだから(←ありえないって)獅子座にします。
というわけで、次に私からミュージックバトンを受け取る人は、今このブログを読んでいる「獅子座」のあなた!そう、あなたです!
今日の運勢とかは多分、最悪だったことでしょう。まぁ、これも運命だと思ってあきらめろ。