59番目のプロポーズ

maranello2005-06-23

59番目のプロポーズ」という本を読了しました。(ま、厳密に言うと本じゃないんだが)
最近、アキバ系のキモヲタと普通の女子がお付き合いをすると・・・みたいな話がトレンドのようだが、この本もジャンル的にはその類に属するのかな?と。ソーシャルネットワークMIXIに連載されていた日記が元になっており、今でもその日記は公開されているため、MIXIに入っている人ならば誰でも読むことができる。ニックネーム「アルテイシア」で検索すると簡単に出てくると思う。
本屋さんで2〜3ページ立ち読みしたのだが、コレが実に面白く早速その夜MIXIにアクセスして一気に読了してしまった。世間では「電車男」が大ブームになっているようで、私も何ページか立ち読みしてみたのだが、どうも現実感が希薄。作り話なんじゃないの?とか思ってしまう。「電車男」を読んで物足りなかったあなた!ウソ臭ぇと感じたあなた!この本、お勧めです。会社の帰りに有楽町の三省堂書店に行ったら著者本人による手書きのPOPが飾られてました。思わず携帯のカメラでパシャリ。
この本で、最も印象に残っているくだりは、

銀子「そうよ。マックスマーラのコートにプラダのジャケットで、プーマのジャージ着た恋人に会いに行くのよ!」
そう微笑んだ銀子さんは、最高にかっこよかったですよ。

という所です。学歴や職歴、年収の差を越えた二人の関係を象徴しているような気がします。「金で人の心は買えないんだよ!」とか思っていて周りの人に「青臭いね、あんた」とバカにされて凹んでいるような人に是非読んでいただきたい。