ストレイ・キャッツ

maranello2005-06-07

別にブライアン・セッツァーについて何か書こうというわけではありません。布袋寅泰と組むとか組まないとかで話題になってましたねってイヤ、そういうことじゃなくて。
我が家には野良猫がよくやって来る。私が現在住んでいるのはアパートの2階なのだが、いつの間にか家の中に上がり込むまでに慣れてしまった。田舎に住んでいたときも代わる代わる20匹ぐらい面倒を見ていたので猫の生態には結構詳しい。エサ場に定住するのはメス猫で、子猫を産み、その中にメスの猫がいた場合、代替わりしてその猫にエサ場を譲って自分は他の場所に移っていくことも珍しくはない。
私の家系は非常に猫好きである。母親は経験から"三毛猫のオスはいない"ということ(高校の生物の教科書で習う人も居るかもしれない。3つの毛色が揃うのはX染色体が2本必要なのである。)を知っていたほど多くの猫の面倒をみていたようだし、猫を見かけると片っ端からエサを与えて住み着かせることを得意にしている。親戚の家では大抵猫を飼っていて番犬ならぬ番猫にしており、その猫の活躍で泥棒を捕まえたこともあるらしい。実に恐るべき一族である。
そういう一族の血を引いているわけだから、野良猫を手なずけるのは割合得意な方である。今から2年前の夏、私のアパートの近くで脱糞していたのを見つけて蹴り飛ばしたのが最初の出会い。その後も、近所をうろついているので、オス猫だし(オスの場合は、発情期になるとエサ場を離れるので定着することは少ない)エサを与えたら出て行くんじゃないかと思ったら逆効果。今では数十メートル離れた場所からでも私の姿を確認して走ってくるほどである。そこら辺のバカ犬よりよっぽど利口である。普通、猫がこれほどまでになつくモノなのだろうか?