半島を出よ

maranello2005-05-24

村上龍の最新作「半島を出よ」を上下巻いっしょに購入。ちょっと高かったが、遅かれ早かれ読むことにだるだろうし、出版元が幻冬舎ということは文庫化されるまでに時間がかかるだろうから、思い切って買うことにした。ブックオフで古本を買うことも考えたが、
(1)面白かった場合
手元に置くことになるが、その際にはなるべくキレイなものを置きたい。
(2)面白くなかった場合
ブックオフに売りに行けば、手元に余計な書籍を抱え込む必要がなくなりスペースの節約になる。古本を買った場合は手元に置いておかなければならない。当然、新品の引き取り値より古本の値段の方が高いだろうけど、差額は無視できる程度だろう。
という脳内シミュレーションが0.01ナノセコンドで終了。購入に踏み切った。レシートには文芸書って書かれちゃうから経費で落とすには勇気が要る。バレないと思うのだが、どうにも店頭で言い出しにくい。
村上龍作品では「愛と幻想のファシズム」以来の本格長編。帰途、電車内で読み出したのだが、これが面白い。今朝も通勤途中に読んできたのだが、下手すると乗り過ごしてしまいそうで怖かった。これは期待できそう?