ボーンコレクター

maranello2005-05-15

日曜洋画劇場で「ボーンコレクター」をやっていたので思わず観てしまった。ビックリしたのはアメリア役のアンジェリーナ・ジョリーが劇中で使用していた変なキーボード!結構アメリカじゃポピュラーなのか?噂ではジョディー・フォスターの「コンタクト」でもオペレーターが使用するキーボードとして劇中に登場するらしい。アレこそは究極のエルゴノミクスを実現したと言われているキネシス社のキーボードである。実は私も所有している。以前にキーボードを長時間打っていて手首を痛めたことがあるので良い機会だからと試しに購入して使ってみたことがある。だが、結局最後までなじむことができず、普通のキーボードに戻ってしまった。
普通のキーボードを打ち慣れている人ほど、このキーボードにはなじみにくいそうだ。それはなぜか?思うに、キネシスのキーボードは、キーの配列が左右に分かれて正方形に並べられていることに起因しているのではないか?普通のキーボードは上段、中段、下段とキーを少しズラして配置されている。長い間、このキー配列になじんでしまうとこのズレをごく自然なものとして体が受け入れてしまっている。
ならば、マイクロソフトから出ているナチュラルキーボードはどうか?よく見ると、実はこのキーボードも普通のキーボードのズレを保ちながら上手にキーを左右に分けていることに気付くだろう。だから長い間普通のキーボードに慣れている人でも違和感なく使用することができるのだ。うまく出来ているモノである。