ハゲの功罪

資生堂が打ち出そうとしていたこの広告もどうかと思うが、特にテレビを活躍の舞台にしている俳優さんに関しては、もう少し視聴者に対する配慮があっても良いのではないか？と思う。いや、禿げるのは不可抗力だし本人も不本意だろうし、基本的にはどうしようもないことだろうとは思うのだが。
小さい頃から特撮が好きで、幼少の頃は周りの大人も容認していたのだが、さすがに高校生になっても仮面ライダーBlackを録画してまで見ていると、次第に白眼視されるようになってくる。ま、当然といえば当然なんだけど。で、中学生とかになってくるとテレビ番組も「特捜最前線」とか見るようになってくるわけだが、知ってる人は知ってると思うけど、この番組には仮面ライダー1号の藤岡弘とか秘密戦隊ゴレンジャーのアカレンジャーの役をやっていた人とかが出演している。当然刑事の役で出ているわけだから、いきなりムチで相手のことを叩きのめしたりはしないのだが、どうにも最後まで違和感が拭えなかったことを覚えている。
最近、子供を持つ奥様向けに若いイケメン俳優を戦隊モノとかに起用するケースが目立つが、そのヒーローをやっていた人が昼ドラとかでドロドロした役柄を演じていたりすると、「なんだかなぁ」という気分になる。この前、仮面ライダー555の主人公が昼ドラに出ていて、すごい違和感があったのを覚えている。「いつ、コイツ携帯電話取り出して変身するんだ？」みたいな感じの。
で、話を最初に戻すと、矢田亜希子目当てにTBSの「夢で逢えたら」を見ていたら、昔「仮面ライダーX」の主人公"神敬介"の役をやっていた俳優さんがズルむけの禿頭になって出てきたわけですよ。え？マジ？みたいな。今はプロピアとか便利なものがあるんだからもう少し何とかなんねぇかなぁと思った次第です。いや、何となくね。仮面ライダーXってライダーシリーズの中でも結構好きな方だったもんで。