ニートがそんなに問題か?

ガイアの夜明け」を見た。フリーターとかニートとかの増加が現在、非常に問題視されているらしい。何でもニート対策で国が370億円もの巨額を投じて就職支援をするのだとか。バカじゃねぇの?どうせ下らないハコモノ作って地元のゼネコンに"バラマキ"したり、天下り先の確保が狙いだろ?マスコミも必要以上に騒ぎ立てるのが悪い。
まず第一に、20歳過ぎた若者がどのような生き方を選択しようと本人の自由である。本人が働きたくないって言ってるんだから、それが原因で飢え死にしたってしょうがないと思うけどね。それに、今までロクに働いたことのない人間を無理矢理就職させたところで企業にとってはお荷物だろう。かえって日本経済成長の足かせになるんじゃないかな?(国民の義務として「勤労」というのがあるけど・・・)
第二に、国力の衰退につながるという意見について。このまま非熟練労働者の割合が増えれば国の産業競争力が衰えるのではないか?ということを危惧する意見もあるが、これは少子化を問題視する人々に共通している認識の歪みが関係していると思う。「一つの国家は単一民族によって構成されるものであるし、未来永劫そういう状態が続く」という認識である。この国の産業を担っていく人間が日本人である必要など、どこにもないではないか?別に日本人以外の民族がマジョリティを占めるような国に変わっていったとしても良いではないか?(治安の悪化が心配されているけど・・・)
企業だって、ただ日本人であるということだけで労働意欲に乏しい人間を雇い入れるより、外国人を雇って日本語を教えた方がはるかに効率が良いだろう。既にソニーや日産は企業のリーダーが外国人だぜ?企業のグローバル化が否応なく進んでいくような状況では、能力の無い人間に対して無理矢理ゲタを履かせたところで空しい結果になるだけじゃないかな?

ところで
もうサーブレットに文字化け対策のためにエンコーディング処理を書く時代は終わったのね・・・filter.jarなんて便利なものがあるとは。アップロードするときに日本語のファイル名でも文字化けしないなんて素敵すぎ。今まで知らなかった俺もどうかと思うが・・・。