坂本龍一 幻のアルバムCD化

ということらしい。出たら早速買おうと思う。"教授のメス奴隷"こと中谷美紀のアルバムですらほぼ全て持っている程、"教授"の音楽は好きだねぇ。最近、攻殻機動隊のテーマ曲とかで頭角を現してきた菅野よう子も良いし、YMOの残党で結成されたSKETCH SHOWもなかなか。
機械的というか、メカが好きなんだろうな、きっと。メカフェチ。そんな言葉があるのかどうか分からないけど。父親も趣味はカメラだった。私はカメラをいじる趣味はないのでよく分からないのだが、自分でカラーの現像も手がけるというと、大抵の人はビックリするので、相当のマニアっぷりなのだろう。そういう性格は遺伝する物なのだろうか?とすれば、奈良時代とか平安時代とかの大昔、私につながる私の先祖はいったい何をメカの代わりに愛していたのだろう?という疑問が湧く。
安部公房の小説「砂の女」に「虫たちが電灯の光に群がっている様子を見る度に不思議に思うのは、彼らの祖先達は電灯がなかった頃、一斉に月に向かって飛び立たなかったのはなぜなのだろう?ということだ。」みたいな一節がある。手元に小説が無い(実家に置いてきた)ので正確な文章を抜き出して書いているわけではないが、言いたいのはこういうことだ。メカを愛する代わりに、弓矢の改良とか巧妙な落とし穴の設計とかに精を出していたのだろうか?