おとそ気分

さて、写真の暴走族の名前のような文字が読めるだろうか？また、その意味が分かる人が何人いるだろうか？実は、正月に飲む「おとそ」なのである。そして、なぜか知らないが、この「おとそ」薬店で売っているのだ。やっぱり、この薬品が何を示すものか分からない人が多いためか、全く売れていない様子。
元々、「おとそ」は漢字で書くと「御屠蘇」であり、「屠蘇散」という薬品を清酒に溶かし込んで作る。そして、この「屠蘇散」の起源は三国時代にまでさかのぼる。名医華陀(かだ)によって創成されたと言われており、日本に伝わったのは嵯峨天皇の時代らしい。
今年はチョット本格的に新年を祝ってみようと思う。明治神宮には毎年行っているが、お神酒を買ってきて、それに溶かして飲もうかと考えている。以前にお神酒を買ってきたことはあったのだが、悪酔いして吐いてしまい、非常に縁起の悪い正月を迎えたことを覚えている。