暴言社長

maranello2004-11-07

世の中では社長日記なるものが流行っているみたいだが、私の場合はただ単に法人格が欲しかっただけなので、このブログを社長日記として公開する気は毛頭ない。だいたい、便所の落書きより酷いこんな文章を書いてるガイキチが取締役を務めているような会社と、進んで取引したいと考える会社なんてどこにも無いだろう。暴言社長もいいとこだ。現在、日本一の暴言社長として有名なのはホリエモンことライブドア堀江社長だが、彼の「金で人の心は買える」はかなり真実に近い。世の中のほとんどの人間はもし手元に3億円あったら働かないわけでしょ?ということはほとんどの人は金のために働いていることになるわけだ。そういう人間は金で動かすことができる。確かに金で動かない人はいるが、そういう人は必要以上の金を既に持っている人か、生活に困らないぐらいの金を手に入れる手段を既に確保している人である。それに、彼の著作に軽く目を通してみたが商売の本質を実によく捕らえている人だな、と感心させられる。ただのパソコン坊やではないわけだ。実際、ライブドアの技術力は大して高くない。ついこの前までPerlだけでWEBのコンテンツを作っていたような会社である。Perlが書けたからといってプログラムが組める内には入らない。あんなものは只のスクリプトだ。だが、彼の会社は技術力で売っている。これが彼の戦略であり巧いところでもある。自分より技術力が上の会社は幾らでもあることは承知の上でなおかつ自分の会社を売り込むのだ。実に商売の何たるかを把握していると言わざるを得ない。彼の暴言などカワイイものだ。今まで非モテだったアキバ系の不細工な男が、金で女を跪かせる様子は見ていて気持ちがいい。以前に、臓器売買で捕まった男がテレビのインタビューでダンボール箱から札束を取り出してバラまくパフォーマンスをしていたが、何だかそれと似たような香ばしさを彼に感じてしまう。